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【ルーマニアンデッドリフトでお尻に効かない原因は背骨】 ピラティスでフォームを見直す

9月21日
読了時間: 4分

更新日:9月21日

 


ルーマニアンデッドリフトをしているのに、「お尻より腰にくる」「もも裏ばかり張る」と感じること、けっこうある。


足幅を変える。膝の角度を直す。ダンベルの位置を近づける。

それでもしっくりこないなら、見る場所は脚だけじゃないかもしれない。


ポイントは背骨の状態。とくに、首まわりの背骨と腰まわりの背骨は、双子のように同じ方向に動きやすい傾向がある。鏡でフォームを見ているつもりが、首を反らせた瞬間に腰も反りやすくなる人がいる。


ルーマニアンデッドリフトは、お尻を後ろに引く動きだ。

股関節を使って、重りをコントロールする。けれど背骨のどこかが動きすぎると、お尻ではなく腰やもも裏に負担が逃げやすい。

 


目線の高さから見た女性がジムでルーマニアンデッドリフトをしている姿
お尻に効かせたいなら、背骨の形もフォームの一部として見る。


お尻に効かないときは腰が仕事をしすぎている


ルーマニアンデッドリフトでは、お尻の大きな筋肉が股関節を伸ばす役割を持つ。

もも裏も一緒に働くけれど、狙いたい感覚は「お尻で受け止めて、お尻で戻る」こと。


腰に強く入る人は、次のようなパターンが多い。


  • 下ろすときに腰を反らせている

  • 戻るときに胸を張りすぎている

  • 鏡を見るためにあごが上がっている

  • お尻を引くより、背中を倒す意識が強い


ここで大事なのは、「フォームが悪い」と決めつけないこと。

身体にはそれぞれいつものパターンがある。


たとえば「反り腰」と言われやすい人は、立っているだけでも腰を反らせて支えるクセがあるかもしれない。

そのまま重りを持つと、ルーマニアンデッドリフトでも同じ支え方が出やすい。


同じ動きをしているつもりでも、人によって動きやすい場所は違う。

ある人は股関節がよく動く。別の人は腰が先に動く。

だから、フォーム修正の前に「自分はどこで動いているか」を知る必要がある。



首と腰は一緒に反りやすい


鏡を見ながらルーマニアンデッドリフトをすると、つい顔を上げたくなる。正面の鏡で確認したいからだ。


でも、首を反らせると腰も反りやすくなる人がいる。首の背骨と腰の背骨は、まるで双子のように同じ方向へ動きやすいことがある。


首を上げる。

肋骨開く。

腰が反る。

お腹の力が抜ける。

お尻より腰で戻る。


この流れは、ジムでよく見る。


もちろん全員がそうなるわけではない。でも「腰に入る」と感じるなら、首の位置を見直す価値はある。


目線は斜め前の床あたり。首を長く保つ。

あごを軽く引いて、後頭部からお尻までが長く伸びる感覚を作る。


このほうが、背骨を固めるというより、余計な反りを減らしやすい。



ジムでヒップヒンジをする女性
首の向きが変わると、肋骨の開きや背骨の反り方も変わることがある。


ピラティスは自分の背骨を知る練習になる


ピラティスでは、ただ回数をこなすよりも「今どこが動いているか」を感じながら動く。


たとえばマットの上で脚を上げ下げする動きがある。脚を下ろすとき、腰が反る人もいれば、首に力が入る人もいる。見た目は小さな動きでも、その人のクセが出やすい。


このときに見るのは、腹筋が強いか弱いかだけではない。


  • 腰が床から浮きやすいか

  • あごが上がりやすいか

  • 肋骨が開きやすいか


こうした確認をすると、自分の背骨がどんな状態になりやすいかが見えてくる。


ジョセフ・ピラティスは、自身のメソッドを「コントロロジー」と呼んだ。

身体を力まかせに動かすのではなく、コントロールして動かす考え方だ。これはウエイトトレーニングにもかなり使える。


ピラティス、ウエイトトレーニング、コントロロジー、ヒップアップは別々の話に見えて、実はつながっている。お尻を鍛えたいなら、お尻だけを見ればいいわけではない。背骨、呼吸、骨盤の位置も一緒に見ると、重りの感じ方が変わりやすい。



真上から見た女性がマットで脚を下ろすピラティス動作をしている姿
小さな動きで、腰が反りやすいタイミングを確認できる。


お尻に効かせる近道は自分のパターンを知ること


ルーマニアンデッドリフトでお尻に効かないとき、足幅や重量だけを変えても解決しないことがある。腰が反りやすい。首を上げると腰も反る。胸を張りすぎる。こうした背骨のパターンが、お尻への刺激を邪魔しているかもしれない。


ピラティスの良さは、きれいな形を作ることだけではない。

「今、自分の背骨はどうなっている?」と気づけることにある。


その気づきを持ってルーマニアンデッドリフトに戻ると、フォーム修正がかなり具体的になる。次のトレーニングでは、重量を少し軽くして、首、肋骨、腰の反りをチェックしてみてほしい。


お尻に効かせるための第一歩は、もっと頑張ることではなく、どこで支えているのかを知ることだ。

違和感や痛みがある場合は、無理に続けないでほしい。

痛みが続くなら、医療機関や信頼できる専門家に相談するのが安心だ。この記事は一般的な運動の情報として読んでほしい。

 

 
 
 

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